疑似体験:Anchorstar Lounge

編集・テキスト 
金巻未来

※ この記事は、Anchorstar Loungeにお越しになられていない方、海外のみなさま、入居を検討されているチーム向けにお届けいたします。

アンカースター設立のきっかけ

2010年、児玉(アンカースター代表)がFacebook Japanの日本オフィスを立ち上げる準備をしていたとき、まだ知名度のない海外のスタートアップ企業に快くオフィスを貸してくれるオフィスオーナーさんがなかなか見つかりませんでした。結局、事務所利用が可能なマンションの一室に最初の拠点を構えることになりました。

そんな経験もあって「新しいことにチャレンジしようとしているチームが、もっと簡単に働く場所が手に入れられるように」を目指して、アンカースターは「Anchorstar Lounge」というコワーキングスペース事業からはじまりました。WeWorkが日本にやってくる少し前の2016年のことです。

西新橋

Anchorstar Loungeは、東京都港区の西新橋というエリアにあります。西新橋は、新橋と虎ノ門の間に位置しており、最寄りには新橋駅(JR東海道線/京浜東北線/山手線/横須賀線・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線・ゆりかもめ)、内幸町駅(都営三田線)、虎ノ門ヒルズ駅(東京メトロ日比谷線)、虎ノ門駅(東京メトロ銀座線)と、4駅10路線から徒歩でアクセスできる、とても便利な場所です。

新橋は、明治時代に横浜〜新橋間の鉄道が開業したことで、海外から横浜に到着する様々な輸入品が荷降ろしされる、まさに東京の玄関、アライバルシティでした。輸入品のなかで圧倒的な人気だったのが西洋家具です。長旅で傷ついてしまった西洋家具をメンテナンスするために、家具職人が集まって来ました。まさに世界の技術と日本の技術が集まって交流してきた場所。アンカースターが想像している世界観にぴったりです。

Nan’o Park(南桜公園)

西新橋の中心には、南桜小学校の跡地が整備されてできた南桜公園があって、その目の前にAnchorstar Loungeが入居する第一南櫻ビルがあります。東京のど真ん中、無数のビルが立ち並ぶオフィス街に、西海岸を思わせるような青空が広がっています。

南桜公園という名の通り、写真に写っている木は、ほぼすべて桜の木です。春になると、窓一面から見える桜は圧巻です。

第一南櫻ビル

Anchorstar Loungeが入居する第一南櫻ビルのエントランスがこちらです。

Building Entrance(ビルエントランス)

第一南櫻ビルは、1962年築のいわばビンテージビルです。入り口にはいつも守衛さんがいて挨拶をしてくれます。とてもアットホームな雰囲気。古くても大切に使われていて、メンテナンスや管理がしっかりと行き届いています。良い気の流れる、素敵なビルです。

Anchorstar Lounge

6階でエレベーターを降りると、すぐにAnchorstar Loungeの入り口があります。昭和レトロなアプローチから、カラフルで楽しい空間へ。たくさんの天吊りスピーカーから流れる陽気な音楽と、笑顔いっぱいのスタッフがみなさまを温かく迎えます。

Reception(受付)

「Anchorstar」という名前は、世界中から勇気を出して日本にやってくるチャレンジャーが、この地に錨(いかり・英語でAnchor)を降ろし、スターになってほしいという思いを込めて名付けられました。室内のデザインも港をイメージしたもので、Reception(受付)のカウンターも、ここにたどりついた船のようなデザインになっています。

このフロアは、エレベーターホールを囲うようなドーナツ型の設計になっているので、受付から時計回りにAnchorstar Loungeを紹介していきます。

Anchorstar Lounge 6F

受付を右に進むと、Event Space(イベントスペース)があります。ここでは、アットホームなパーティから、写真撮影やライブ配信イベント、ワークショップやセミナーまで、様々な用途で利用いただけます。壁には大型モニターが埋め込まれていて、ワイヤレスマイク・スピーカーも完備しています。左側の壁面には大型ホワイトボードも設置されています。イベント時以外は、移動可能なデスクを好きなように並べてワークスペースとしても使っていただけるように開放しています。

Event Space(イベントスペース)

イベントスペースの向かいには、Mini Kitchen(ミニキッチン)があります。ミニキッチンのカウンターも斜めになっていて、受付のカウンターと対になっています。ここには、メンバーやゲストの皆様に楽しんでいただけるスナックや飲み物をたくさん用意しています。ドリップコーヒーを淹れたり、海外のチョコレートを食べたりしながら一息つくメンバーも多くて、新しい出会いが生まれる場所でもあります。

Mini Kitchen(ミニキッチン)

ミニキッチンの前、イベントスペースの隣には、Sofa Area(ソファーエリア)があります。ここは、来客されたゲストとのミーティングスペースとして使ったり、取材を受けたりする際の撮影にも便利です。大きな窓から日差しが入り、とても明るいので、写真写りがとても良いコーナーです。

Sofa Area(ソファーエリア)

ソファーエリアから奥に続くスペースは、一面フルハイトの窓になっていて、美しいパークビューを楽しみながら仕事をすることができます。Anchorstar Loungeはフリーアドレスなので、メンバーは自由に好きなところに座っています。

Park Side(パークサイド)

公園に面しているカウンター席は、北向きなので日中眩しくなることも無く、晴れた日でも雨の日でも様々な表情をみせる公園を見下ろしながら作業に集中できます。春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪、というように、四季折々の風景も魅力のひとつ。

一番奥には、Parkside Room(パークサイドルーム)という明るい会議室があります。Anchorstar Loungeのすべての会議室には、モニター、ウェブカメラ、マイクが完備されています。世界中の仲間たちとビデオ会議をするのにも最適です。

Park Side Room(パークサイドルーム)

パークサイドルームを右に進んでいくと、広めのワークスペースがあります。このスペースはエントランスから最も離れていて、人通りも少ないため、落ち着いた環境で仕事に集中したいメンバーに人気のコーナーです。

Anchorstar Lounge 6F

突き当りには自慢のBarber(バーバー)があります。週2日ほど、バイリンガルの美容師さんが来てくれます。メンバーは無料で、カット・ヘッドスパ・トリートメントの3種類のメニューから好きなサービスを選んで利用いただけます。電動リクライニングチェアーやシャンプー台、タオルウォーマーなど、本格的な設備が整っています。

Anchorstar Loungeには、日本に長く滞在する海外ゲストも多くいらっしゃいます。何週間も滞在していると、誰でもヘアカットに行きたくなるもの。しかし、異国の地で街の美容院にチャレンジするのはなかなかの勇気が必要です。そんなゲストの方が、安心して利用できる、英語が通じるバーバーを作りました。

身だしなみとビジネスパフォーマンスは直結していると私たちは考えています。Anchorstar Loungeのメンバー(アンカースターの社員も)は、会議の合間にバーバーに駆け込んで、素敵に、かっこよくなって出てきます。みんなが自信を持ってポジティブに、明るく働くことができる環境を目指しています。

Barber(バーバー)
Street Side(ストリートサイド)

バーバーを出て廊下を進むと、Streetside Room(ストリートサイドルーム)があります。この会議室は、虎ノ門ヒルズに通じる新虎通りに面していて、南向きでとても明るいお部屋です。

Street Side Room(ストリートサイドルーム)

ストリートサイドルームの横には、Phone Booth(フォンブース)があります。ちょっと電話したりするための部屋で、小さな丸い窓があり、まるで船室の中にいるような気分になります。

Phone Booth(フォンブース)

図面を見ながらでないと分かりづらかったかもしれませんが、フォンブースの斜め前には受付があります。6Fをぐるっと一周しながら紹介しました。

写真を見て気がついていただけたでしょうか。Anchorstar Loungeはたくさんのアートで彩られています。イベントスペースやソファエリア、バーバー前や、レストルームの天井にまで様々なアーティストによる作品が描かれています。カラフルな世界をぜひお楽しみください。

Anchorstar Lounge 7F

Anchorstar Lounge 7Fには、カウンター席に囲まれたキッチンがあります。業務用冷蔵冷凍庫、大型食洗機、炊飯器、オーブンレンジ、本格的な料理道具や調味料もすべて揃っています。料理をしなくても、出張でお寿司屋さんやケータリングを頼んだり、ちょっとしたパーティもこなします。買ってきたお弁当を食べる場所としても利用できます。

Kitchen(キッチン)

初対面のゲストと紅茶を淹れながらお話すると、会議室で面と向かって話すよりも場が和んで打ち解けやすくなるみたいです。

Anchorstar Lounge 7F

7Fもフリーアドレスで、公園を眺めながら明るい環境で仕事をすることができる、広々としたフロアになっています。古い床材を剥がした際に残った跡をそのまま活かしたり、ビンテージビルの味わいが感じられる空間です。

Anchorstar MPR(Multi Purpose Room)

Kazama Building(カザマビル)

Anchorstar Loungeから徒歩30秒の場所に、Anchorstar MPR(Multi Purpose Room/多目的室)があります。Anchorstar MPRが入居するカザマビルは、ブリックタイルにミューラル(壁画)が描かれていて、第一南櫻ビルとはちょっと志向が異なるビンテージビルです。敷地内にはスケートボードパークが併設されていて、ストリートな雰囲気が漂っています。

Sketepark(スケートパーク)

Anchorstar MPRには、大きな会議室と、広い多目的スペースがあります。多目的スペースは、100人規模のイベントやセミナーにも対応しています。

Multi Purpose Room(多目的ルーム)
Multi Purpose Room(多目的ルーム)

以上がAnchorstar Loungeのメンバーにご利用いただける施設になります。楽しくて、使いやすい、皆さまに愛されるスペースになるように、スタッフ一同こころがけています。

新橋、虎ノ門エリアにお越しの際は、いつでも見学にいらしてください。お待ちしています!

Anchorstar Lounge サービス概要

– メンバー料金 50,000円/月(税抜)
– 24時間利用可
– 有人ビジネスサポート
– フリースナック、フリードリンク
– プリンター・オフィス用品完備
– 会議室・イベントスペース
– 美容室

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